独学でLPIC受験してみた

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GUIとCUIについて

こんにちは。今日はGUICUIについて解説をします。

GUICUIについて

今日学ぶ範囲は、コンピュータがどのようにしてコンピュータの言葉を人間にもわかる言葉に変換しているのかという内容です。このように書くとちょっと近未来のように感じるかもしれませんが、映画の中に出てくる壮大な機械戦争のそれとは異なりますので期待外れでしたらすみません。

ユーザーインターフェース

以前にも解説した通り、コンピュータは「ON」と「OFF」を表す「1」と「0」の2つの信号を使って動作したり、伝達をしています。

逆に我々人間はコンピュータの信号とは異なる「言語」を使ってコミュニケーションを図っています。つまり、人間とコンピュータはそのままでは意思の疎通を図ることが難しい状態にあります。このままではコンピュータに何かを指示することが難しいということですね。

そこで互いの接点(Interface)となる入出力部分を設けています。これをコンピュータとそれを扱う人の接点という意味でユーザーインターフェースUser Interface)と呼びます。

ちなみにこのユーザーインターフェースによって、より効率的で満足度が高いことをユーザビリティが高いなどということがあります。

さて、次に主なユーザーインターフェースである「GUI」と「CUI」について解説します。

GUIとは

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GUI:Graphical User Interface

ジーユーアイ:グラフィカルユーザーインターフェース

GUIとは、画像やアイコンなどで表現されています。WindowsMacOSを想像すると分かりやすいですね。画面に表示されるカーソルをマウスで操作してアプリケーションの立ち上げを行い、キーボードで任意の文字を打ち込むことが可能です。このように視覚的に分かりやすい表現が行われるものをGUIと呼びます。ちなみにスマートフォンタブレットGUIですね。

CUIとは

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CUI:Character User Interface

(シーユーアイ:キャラクターユーザーインターフェース

CUIは、画面に表示されるのは文字だけです。Windowsなどの場合には上記の画像のようにコマンドプロンプトを立ち上げるとCUIを見ることができます。CUIGUIとは違い、マウスなどでのドラッグ操作などはできません。GUIにてマウスでクリックをすることでできていた操作を、CUIでは「コマンド」と呼ばれる文字入力で動作を制御します。

LinuxでもGUIを備えているコンピュータもありますが、ほとんどがCUIでの操作となります。

まとめ

最後にGUICUIの違いについてまとめます。

GUI CUI
マウスやキーボードで操作 キーボードでコマンドを打って操作
覚えるのが簡単で操作も比較的分かりやすい 慣れれば複雑な作業も迅速に対応できる
何を操作したかを記録することができない 何を操作したかを記録することができる

私は、この部分を勉強したときに、なぜ操作が簡単なGUILinuxを操作しないのかと思いました。学習を進める中で分かったことがあります。

それは、エンジニアなどコンピュータを専門で扱う人たちにとってCUIの方が理に適っているからということです。

例えば、何かの設定を行うとき、その設定内容を記録しておく必要がありますが、GUIでは難しい場合が多いです。また、何かのソフトを作成した時に正常に動作するかテストをしますが、これもCUIであれば気になる特定の一部だけをテストして修正したりすることができます。

Web上の開発やサーバ管理においてはむしろCUI操作がほとんどとなっています。

 

 

それでは今日はこの辺で。