独学でLPIC受験してみた

勉強したことをアウトプットする備忘録的ブログです

はじめに

こんにちは。はじめまして「まさ」です。

ずいぶん昔にブログを書いていたんですが、久しぶりに始めてみることにしました。

僕がこのブログをはじめようと思ったのは、つい最近LPICという資格を取得したからです。勉強はしたものの、人間はすぐに忘れてしまう生き物だから

「せっかくなら学んだことを形にしよう」+「アウトプットしてみよう」=「ブログを書こう」という感じです。

LPICとは

まずはじめに僕が取得したLPICという資格について

LPICとは、カナダに本部を置くNPO法人Linux技術者認定機関「Linux Professional Institute:LPI」によって実施されているLinux技術者の認定試験のこと。

正式名称はLinux Professional Institute Certification。Linux技術者認定試験という意味です。

 

ん?Linuxってなんだ!?

私も当初そう思ったので簡単に説明します。

Linuxとは

Linuxは、一般的なPCに入っているWindowsと同じコンピュータ向けのOSです。と言われても、普通に暮らしてきてLinuxという言葉を聞いたことなくないですか?

それもそのはず、Linuxは主にサーバなど表からは見えないところで使われていることが多いからです。例えば、Webサーバやメールサーバ、データベースサーバなどですね。これらは一般の僕たちはあまり直接触れる機会がありません。

※正確にはLinuxWindowsと同じようにも使えます。例:Ubuntuなど

 

そんなLinuxを扱う資格を取得するメリットって何だろう?

LPICを取得するメリット

・最大のメリットはLinuxに関する基礎知識を身につけられるということ

LPICを取得するメリットはLinuxに関する基礎知識を身につけられることにあります。

これからエンジニアを目指す場合、数多くあるIT資格の中で何から手を付けて良いかわからないという人もいると思います。

LPICはエンジニアの登竜門として扱われる試験でもあります。

アプリケーションやWebの中枢となるLinuxを学習し、さらに試験勉強を通して実践的な技術を学ぶことができます。

そのため、世界中で多くの人がこの資格取得を目指しているのです。

LPICの難易度

LPICには全部で3段階のレベルが設定されています。

もちろんレベルが上がることで難易度も上がっていきます。

レベル別の試験内容は以下の通りです。

LPIC Level 1

実務で必要なLinuxの基本操作とシステム管理の知識を判定

合格条件:「101」と「102」の両方の試験に合格すること

LPIC Level 2

Linuxの高度な管理・運用技術・サーバの環境構築などの技術を判定

合格条件:「201」と「202」の両方の試験に合格すること

LPIC Level 3

該当分野のエキスパート認定を受けることができる

合格条件:「300」「303」「304」のいずれかの試験に合格すること

参考資料

僕がこの試験のために用意した参考書は次の2冊です。

Linux教科書LPICレベル1Version5.0対応

⇒一般的にいう「小豆本」。とても分かりやすく練習問題なども含まれる。

Linux教科書LPICレベル1スピードマスター問題集Version5.0対応

⇒一般的にいう「白本」。よく出題される内容が解説付きで掲載されている。

参考ページ

僕が参考にしたサイトのURLを掲載いたします。

①Qiita

qiita.com

⇒エンジニアに関する知識を記録して共有するためのコミュニティサービス。わからない用語やコマンドの使い方などがとても分かりやすく共有されている。何度助けられたかわかりません。

Ping-t

ping-t.com

⇒ITに関する試験のための学習サイト。LPIC Level1の101試験は無料で学習が可能です。スマホにも対応しているので出掛けた先で1問だけ問題解こうなんてこともできます。

勉強を進めるコツ

勉強をするということはとても集中力が必要です。僕は仕事をしながら勉強もしていたので、自分なりに工夫をしながら勉強をしていました。これから学習をはじめますという人も是非試してみてください。

勉強する時間を決める

社会人の場合、仕事中に勉強をするということは、上司が許してくれない限りほぼ不可能です。そうなると勉強できるのは仕事が終わった後しかありません。でも寝る時間を削ると頭が回らなくなるので、勉強にも仕事にも影響が出てしまいます。

そこで僕は勉強する時間を平日は2時間だけと決めていました。20時から22時まで。時間を決めるとこれが終われば寝れると思って進めることができます。

では土日や祝日はどうしていたかというと。勉強するのは午後だけにして、午前中は携帯を見たりゲームをしたりと好きなことをしていました。人によっては午前中の方が集中できるという人もいるようなので、合わない人は午前中にまとめて勉強するようにしてください。

僕の場合は、お昼ご飯を食べた後に1時間勉強して30分休んで、また1時間勉強したら30分休むというようにインターバルを設けて勉強するようにしていました。人間の集中力には限界があります。人それぞれなのでしょうが、僕の場合は1時間ぐらいが丁度良いようでした。

このようにして勉強することをルーチンにしてしまうことで次第に参考書へと自動で手が伸びるようになります。嫌だから・面倒だからと思う前に体が動くようになってしまえばこちらのものです。

理由を探ろうとしない

勉強しているのに理由を考えることをやめるとはどういうことかと思われるかもしれませんが、内容を理解しようとして沼にハマって、練習問題1問のために数日を使ってしまったことがありました。そこで私が理解したことは「これはこういうものだ」として理解してしまう方が楽だということでした。

物事には必ず理由が存在します。Linuxの内容にもそれは同じです。しかし、それが何故なのかという理由を探ろうとすると見事なまでに必ず沼にハマります。どうしても分からない場合には調べるか詳しい人に聞いてしまって、その内容をそのまま理解してしまうようにします。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、例えば地球は何故回っているのだろうかという問いに対して、わざわざ調べることはしませんよね。おそらく多くの人が「回ってるからでしょ?」と思っているはずです。それと同じように、なぜシステムの中でこういうコマンドを打つ必要があるのかを考えるのではなくて、こういう時にはこのコマンドを打つ必要があるのだと理解してしまうようにします。こうすることで僕は理解するまでの時間を短縮しました。

 

次回から試験の内容を書いていこうと思います。

それでは今日はこの辺で。